やっぱりこれが一番!自己資金
起業の際、自己資金でまかなえることが一番安全で安心できる方法といえます。融資を受ければ、売上に関係なく毎月返済が続きます。事業が順調なうちはいいですが、伸び悩んだときや病気で働けないときには返済が重荷になることもあるでしょう。その点、自己資金であれば返済する心配はありません。そのためには、毎月の預貯金に加え、ボーナスも資金としてしっかり備えておく必要があります。働きながらの預貯金が難しい場合でも、退職金や財形貯蓄などをあてるのもいいでしょう。
金融機関から低金利の融資を受ける
事業資金の一般的な調達方法に銀行や公庫からの融資があります。低金利の融資を利用できれば返済な楽なうえに、自己資金がなくても起業が可能です。保証協会などの審査は必要ですが、過去に債務整理などをしていなければ通過することはそう難しくはないでしょう。ただし、金利が低い融資ほど事業計画をきっちり練って提出する必要性は出てきます。
助成金と自己資金を併用するのもアリ
業種によりますが、国や自治体から助成金が出ているなら利用してみましょう。助成金の場合は応募時期が決まっているので、情報収集をしながらタイミングを逃さないことがポイントです。助成金や補助金は一定の条件を満たしていれば受給でき、そのうえ返済は不要なので利用する価値は十分といえます。助成金が活用できれば融資を受けずに済む場合もありますし、預貯金もあまり崩す必要がありません。助成金を上手に活用し、自己資金は万が一休業しなければならないときに備えておきましょう。
銀行からの融資は事業資金を準備するための一般的な方法です。事業計画をしっかりと立てておくことがポイントになります。